〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年3月14日月曜日

カレン族の村で その2 手織り編

オムチョプ。
オムチョプはカレン族の言葉、カレン語でこんにちは。
村ではタイ語通じる率、超〜〜〜低し。
言葉も暮らしもまだまだ残っていて、ちょっとうれしいガネーシャママです。

染めをする前に持参したサルエルパンツを浸している30分の間に、手織り糸のタテ糸の準備。
今回わたしはタテ糸に黒檀染めの茶とグレイを選びました。
機織り機ではなく原始的な地機織りでショールを織ります。
すべて見て覚えます。
先生は年季の入ったカレン族の衣装がとてもよく似合うカレン族のおばちゃん。
先生はササっとやるのよね〜
ま、当たり前だわね〜
タテ糸の準備、コツが分かればわりとスイスイ出来ました。
それを織り場に引っ掛けて、手作りの仕掛けで手作りの腰ベルトで自分の体を使って力加減を調整しながら織ります。
縦糸を上下入れ替えながら、その都度ヨコ糸を滑らせてトントン。
タテ糸を引っ張ってトントン。
入れ替えて滑らせてトントン。
色を変えて良かったわぁ〜
そうでないと上か下か分からなくなってしまう…(>_<)
不器用か?ワシ?
と先生との速度の違いに愕然とする。
ほんの10cmも織れてないのに汗だっくだくで時間切れ。
あとは先生が織り上げてくれました。
ダブルダブル〜(^^;;
ダブルはカレン語でありがとう。
たいへん感謝申し上げますっ!(>人<;)




今回はカレン族の村を3箇所訪ねます。
一日では足りない…(>_<)
染めと織りのあと、ごはんをよばれました。
昔ながらの高床式のカレン族の家は2階に台所があります。
用意してくれたごはんは、わたしが織ってる間に染めの方の先生(ワシよりずっと若いおにいさん)が作ってくれてた。
辛くないバージョンだった。
ウィナ〜!!
カレン語でおいしい!!
でもカレンの人もコレ食べてはるの?
オメー アライ ナ?
オメーはごはん食べるのカレン語。
アライ ナはタイ語で何。
先生はこっそりカレンごはん食べてはる…食いしん坊万歳なワシはそっちもよばれる。
うぅー辛いねぇ〜!!
でもウィナウィナ!!!!
食べっぷりがいいので生ニンニクと何かの草も食べてみなはれと言われ、遠慮なしにいただきました。(^人^)


ごはんを食べながら先生が言う。

アナタ、スジがいい!
染めるの上手いですよ。
織りも覚えが早いですよ。
ここで暮らして染織しませんか?

先生、リップサービス上手いわね。
ありがとうございますだよ〜(^人^)ダブルダブルダブル〜♡
でも自分でも、もしかしたら上手くないか?ワシ?と思うわ。(^◇^;)
昨年行ったサコンナコンでは機織り機で手織りをした。
それより地機織りの方がずっとやり易い。
もうちょっと時間かけて仕組みを完璧に理解したら日本に帰っても自分で織れそうな気がするもんね。
なーんて冗談を言いながら、今度来た時は料理も教えてくだせぇと頼んでみる。
いいよ〜だから1週間でいいからここに住んでやってごらんよ。
大歓迎だよ〜アナタうまく出来るよ〜*\(^o^)/*
…って、軽くスカウトされてるわね。笑笑笑

食事のあと、わたしは先生を質問攻めにしてしまう。
なんで?
どうして?
いつから?
どこで?
どうやって?
誰が?
見るもの全てが5W1Hだもんね!
めんどくさい奴でごめんね。
ひとつひとつ分かりやすく説明してくれた先生方に感謝申し上げまする〜。

その3へつづく。