〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年2月9日火曜日

アンティーク日和〜チベタン編 その2

どうもです。ガネーシャ店長です。
その1、素敵なコレクションでしたね〜♡(*^^*)
Hさんがお帰りになったと思ったら、駐車場に車が停まりました。
いらっしゃいませ〜Tさんファミリー!

「こんにちは〜♬」と元気なKちゃんが入ってきました。

Kちゃん、キミは何人目のガネーシャの孫かな?
石の名前、いっぱい知ってるんだよね〜(゜o゜;
最近ゲットした石を持ってきたつもりがお家に忘れてきちゃったそうで、しょんぼりゲームしてる。
また今度見せてね〜。(´∀`*)ウフフ


おぉ、今日もご家族全員ぶら下げてますねっ!

ちょっと、お写真撮れせていただいてもよろしいですか?
「あ、どうぞ〜(・∀・)」
それから、ブログやfbに上げっちゃってもいいですか?
「あ、どうぞ〜(・∀・)」
ありがとうございます。ご協力、感謝申し上げます。m(__)m
※写真はクリックすると大きく見えます。




ご家族でアンティーク♡素敵なお守りですね。

ワシはまだ覚えてる。
初めてTさん(旦那さんの方が)が一人で店に入ってきた時のことを。
「何かお探しですか?」とワシは尋ねた。
「カッコイイシルバーが欲しくてね。今から大須に探しに行くけど、この店気になったんで駅に行く前に寄りました。」って素直だわね、Tさん。
初代のガネーシャは駅前の通りにあって、シルバーはカレンシルバーと少数民族のオールドシルバーしか置いてない店でした、あ、今もそうだけどね。
「あぁ、それなら残念。うちはカッコイイのじゃなくて素敵なモノしかないから大須で探して来なよ。カッコイイのがあると思いますよ。行ってらっしゃい。」と気持よく送り出した。
ワシは気持ちよくだがTさんは「なんて店だ!二度と来るか!」ときっと思ったことでしょう。
うちにあるアクセサリーを「ふ〜ん、、、」と眺めて「ありがと。」と言って大須に行きました。
数時間後、「やっぱりコレください!」とTさんがやって来た。
「え?大須行ったんちゃうん?(゜o゜;」とびっくりぽんのワシ。
「行ったんだけど、こっちの方がイイと思ってね!」と、お初なのにその日に2回もやって来てオールドバングルをさくっとゲットしたのは未だかってTさんだけやね...(^O^;)

それから奥様と一緒に何度か立ち寄っていただいたある日のこと。
T夫妻の目にとまったのはチベタンアンティークのチュンジー(chung dzi)。
お二人の記念日だったようです。
チュンジーって、、、お目が高いわぁ〜(@_@;)
あれから何年も経ちましたね。
その間にKちゃんが生まれました。
Kちゃんも自分用のお守りを持っています。
学校以外はいつも身につけているそうで、ファミリーでご愛用ですね。

お父さんのチュンジー。
黒白のストライプ(線)が9本。
チュンジーのストライプ(線)は、ジーのアイ(眼)と同様です。
九眼(nine eye)のチュンジー版ですね。
仏教徒の間では、9が一番ラッキーナンバーと云われています。
ジーもチュンジーもチベット密教の国で作られた特別な石ですから、九眼や九線は特に大事に扱われます。

お母さんのチュンジー。ストライプは五線。
このチュンジーは石の肌の色がサーモンピンクです。
ピンクの石ってこと?
いいえ、本来は白濁した不透明な瑪瑙なんです。
それが、石の中から無数の朱い点々が湧くように現れて、石が朱く見えるんですよ。
ブラッドスポット(blood spot)と呼ばれ、オールドやアンティークのジーやチュンジーに稀に見られる現象ですね。

坊やの石は、白黒玉やパンダ玉と呼ばれる瑪瑙。
ジーやチュンジーの白黒は人間が描きますが、白黒玉は何も加工せず天然のナチュラルな状態で二色の玉石です。
愛らしいので人気もあるのですが、なかなかめずらしくとても貴重な石ですね。
この白黒玉は浮き出ているかのように模様が見えます。
これも瑪瑙ならではの自然の御業です。
よく見ると、何かに見えませんか?
そう、眼です。
チベタンストーンでは、眼の模様に見えるものはとても有り難いと云われています。
どうして?
それはね、ブッダアイ(仏の眼)に見守られているように感じるからだそうです。
「仏の教えを肌身離さず、清く正しく、つよくしなやかに、今生を生き抜きましょう」と云うのが、本来のチベタンストーンです。

何に効くの?どれがいい?とアドバイスを求められます。
何に効くかといえば、
「薬じゃないから効能はすぐには出ません。アンタの努力次第やの。」と答えるし、
どれがいい?といえば、
「好きなのにしなはれ。目が合った子にしなはれ。」と答えるよ。
ワシはとっても親切で的確なアドバイスだと思うてる。
それ以外なかろうもん。(^O^;)

模様によってパワーがあるとか、
何々模様に価値があるとか、
何眼が一番最強だとか、、、言う人いますね。
...腐るほど聞いたな。
また、その模様にこだわる人もいますね。
最強じゃなきゃ価値が無いとか、
金運に虎牙だとか、
...腐るほど聞いたな。
言うは勝手やで。
信じるのも勝手やで。
そんだけのことやね。
真心のある人なら、惑わされることは無いでしょう。
思いやりの心ある人ならば、惑わされることは無いでしょう。
物事の道理を正しく勉強した人なら、惑わされることは無いでしょう。
物事の道理が分かる人なら、惑わされることは無いでしょう。
そんだけのことやね。
その1でも触れたけど、「執着からの解放」これも仏の教えっすよ。
オンマ二ペメフム。^m^

途中書きかけだったから、投稿日が火曜日になっちゃった...(汗)
けど、まだまだつづく。
ごきげんよう。