〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年2月19日金曜日

自然の力ってスゴイわぁ〜

こんにちは。ママ@ガネーシャです。
今日は気温が高いようで、お店のエアコンを入れる前の室内温度が15.5℃。
いつもどおり21.5℃にキープで店番。
インフルエンザが流行っているようですね。
気をつけませう。

さて、ワシは水曜日に染めの勉強に行ってきました。
勉強?体験ちゃうの?
いやいや、お勉強です。
それは、素敵な作品ができました〜♪というお手軽なものではなく、化学と生物の授業のような染色というより理科の実験に近いものでした。
そもそも、ワシの目標は作品づくりではなく、どうして染まるのか?のメカニズムを知りたい!というのが第一目的で、そしてうちの素材ではどう染まるのか?というのが第二目的。
11:00~17:00過ぎまで、マンツーマンでみっちりとご指導いただきました。
なんで?
どうして?
ほいじゃ、こうしたらどうなるの?
おまえは小さい子どもかいっΣ(゚Д゚)ってくらい作業をしながら疑問をなげかけると、生物組織や化学式、DNA、植物組織、原子や分子の構造、イオン化傾向、電解などなど、おばさんの腐った脳みそでも理解できるようにひとつずつ説明してくださる先生に深く深く感謝申し上げます。ありがとうございました。m(__)m

染めの工程はシンプルな作業の繰り返しなのですが、その作業がけっこう力仕事!
水と染料と触媒の分量は染めるものの重量から計算してきっちり測ります。
意外と水をたくさん使うのよね〜!(゜o゜;
水と温度で化学反応を起こすことで染色出来るわけですね。
今回ワシは「柘榴(ザクロ)」で染めることにしたのですが、その染液を作るための乾燥柘榴の煮出しから始めるんです。
煮出しの工程中に染めるものの下処理も同時に進行。
そして煮出した染液に染めるものを浸けこんだら、ゆっくりゆっくり温度を上げて、一定温度をしばらくの間キープします。
その間、ずーっと空気に触れないように染液の中で染めるものを混ぜ続けなければいけない。
ワシは前半戦ですでに手に豆を作りましただよ。
「豆出来たんですかぁ!それは染色豆ですね...」と笑われましたが、ムラにならないように綺麗に染めるためには大事な作業ですので手は抜けませんがね。
根がわりとまじめなタイプなんですわ、ワシってば。^^;

細かいことは割愛します。
なぜって、文章にしたら実験レポートになってしまって、量がハンパなくなりますもん。。。(^O^;)

脱水だけの状態で家に持ち帰り、乾かして今日着てみました。
素材はダブルガーゼ、スカーフとサルエルパンツです。
柘榴って黄色くなるんですよねぇ〜!!(*_*)
みょうばんだけのスカーフと、媒染に木酢酸鉄を使ったサルエルパンツ。
同じ染料でも媒染の違いで二色になりました。
化学反応って今だから解明出来るけど、自然の力ってスゴイわねぇ〜!!(゜o゜;

割愛した工程をはしょってインスタグラムに上げた画像です。
※画像はクリックすると大きく見えます。


今度はどの素材を何の染料で染めようか...考えるとワクワクが止まらないママ@ガネーシャです♪(*^^*)

染めたもの見たい!染めレポート聞きたい!染めやりたい!などなど、興味のある方はぜひ@ganesha.へお越しくださいませ。
どうぞよろしく〜^m^
ではでは、ごきげんよう。