〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年2月9日火曜日

アンティーク日和〜チベタン編 その3

どうもです。ガネーシャ店長です。
その1、その2と、なかなか濃ゆい日曜日の昼下がりですね。
こんなにチベタンストーンが集まる日もめずらしいわねぇ〜なんて話していたら、オーダーアクセサリーの受け取りに来てくれたMっちゃん登場。
最近彼女はシルバーが熱いそうで、オーダーもカレンシルバーがメインのブレスレット。
オーダーデザインの仕上がり確認のあと、サイズの微調整をします。
ごめんね、ちょっとお待ちくださいね〜と声をかけると、
「あのねママさん、昨日写メ送ったこの子なんだけどね・・・」と、渡されたのは、以前お作りしたネックレス。
今日のついでに、この子のリメイクもしたいと昨夜メッセージをいただいていた。
「バラしてネックレスとブレスレットにしたいんだけど、いい?」
おっけー、イイよ〜!(^^ゞ
彼女の了解も得ましたので、ビフォー・アフターでご紹介です。
※写真をクリックすると大きく見えます。

以前にお作りした時も
基本はチベタンデザインでした。
チベタンコーラルはオールド。
ほかの石はオールドではありません。
「あっ、コレいい!!(*^^*)」
直感で選んだ石たちです。
とても大事にしているのが伝わってきます。
ありがとうございます。

さて、この子たちをいかがいたしましょう?

トップをそのままシンプルなネックレスにしました。
トップはインドの黒白珠。
チュンジーと同じ技法で黒白にします。
これはオールドではないですが、とっても良く出来た技工です。
サイドはターコイズ。
チベタンターコイズは高価なので、オールドじゃないターコイズの中から無骨で緑っぽい青色が特徴のチベタンターコイズに近い石を選んだものです。
本物を知ってるから選べる技ですね。
なかなかのグッチョイ!(^^)v

dzi(ジー)の仲間の小さい子たち
ガネーシャでは「ちびジー」と呼んでいます。
このちびジーは、2つとも宝瓶と呼ばれる文様です。
チベット密教では吉祥文様という有り難い文様が8つあります。
詳しくはまた後日にしますが、その中に【宝瓶】があります。
ブンバとかプムパとか聞こえるんだけど正しいのがわからないので、そのまま「ほうびん」と呼んでいます。
その宝瓶の中には、不死の甘露が入っている、らしいよ。
不死の甘露?
そう、アムリタですね。
インド神話に出てくるアムリタがなぜチベットに?
それは、仏教はインド生まれですから...まぁよくある話ですね。
宝瓶文様のこの子たちでどうする?
ブレスレットを2つ作る?
ネックレスとブレスレット、1つずつ作る?
いろいろ案を出して、Mっちゃんの首に3つぶら下がるのが一番収まりよくまとまりました。
たくさん重ねたい時もあるし、シンプルにひとつだけ着けたい時もありますよね。
重みと着け外しが苦にならないように紐仕上げにしました。
横つかいで両脇にアンバーを添えてシンプルに♡
縦つかいでチベタンコーラルを足に垂らすデザインで♡

縦つかいの方は長めにも使えるように、後ろで長さ調整が出来るようにしました。
留め具はお任せでということで、パパが選んだのはブルーのカレンビーズ。
調節しやすいし、後ろからチラッと見えてもキュートです。
アジアの素敵がまたひとつ増えましたね〜(*^^*)
オールスターズでぶら下がってる写真を撮り忘れてしまいました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
Mっちゃん、ご協力ありがとうございます。m(__)m

実はこのあと、チベタン編から少数民族の古布へと〜まだまだつづくアンティーク日和。
こういう日和は実にうれしいものですね〜(*^^*)
少数民族編、古布編は、また次回の考察にしたいと思います。
興味のある方、どうぞ遊びに来てくださいね。

では、チベタン編(その1その2その3)、今日のところはここまでですが、
その4、その5、、、と続くかな?
どうぞお楽しみに〜♬^m^

ごきげんよう。