〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2015年12月16日水曜日

久しぶりのオールドタイシルク♬

こんにちは。ママ@ガネーシャです。
冷えてきたわねぇ〜Σ(゚Д゚)
明日はもっと寒くなるそうやね。
体調崩さないようにみなさまお気をつけあそばせですよ。


今日、ワシは久しぶりにオールドタイシルクのトップとぬっくい方のガネPで出動してます。
別に他意はないんだよね、ただ着たかっただけなのね。
だって今、店内にタイシルク並べてないんだから、オッペケペーな話ですわね。^^;
お掃除おばさんの任務完了後、やれやれ〜の図で自撮りです。
タイシルクは軽くてあたたかいので老体には有り難い素材ですよ。

さっき、ちょっと外に出る用事があったんだけど、そのときは頭からシルクスカーフをぐるりんぱっと巻いて表に出たさ。
ひと巻きするだけでも暖かいわね〜♬
※画像をクリックするとおばさんも大きく見えます。(笑)

久しぶりにタイシルク着て思い出したね。
もう久しく学校というところに用事がなくなっちゃったけど、懇談会はタイシルクで行く率が高しだったね。
出来の悪か子どもばっかりだったけんね。。。(泣)
ワシの中で、ちゃんとしてる服=タイシルクのイメージがあるから、お世話になってる身としては精一杯の誠意だったりしたんだけど、先生は「おいおい、お母さん...(-_-;)」と思われてたかもしんない。。。(汗)
もう10年くらい前になるかねぇ、、、
小学生の文集に「ぼくの夢、わたしの夢」というお題で、
よそのお子さんは
「野球選手になりたいです。」
「サッカー選手になりたいです。」
「学校の先生になりたいです。」
「お父さんのようにトヨタの工場で働きたいです。」と並ぶ中、
うちの4号、
「ぼくは大きくなったら、お母さんのように遊んで暮らす人になりたいです。」
と書きましたがね。。。(~_~;)
最初のお店の頃の話ですわね。
保護者のみなさまはかなりドン引きしていた、と後日聞きましたがね。。。(~_~;)
そんな4号も現在大学3年生、来春から就活が始まるようです。
「遊んで暮らす人」になる大変さを思い知るがいい。。。( ̄ー ̄)ニヤリ

そんな思い出もあるオールドタイシルクですが、昨今、程度のいいオールドタイシルクを探すのは、もうずいぶん至難の業に近いです。
サロンのままならまだ在庫で持ってる分もあるので、何かにリメイクしてご紹介できれば・・・とも思うとります。

ひとくちにタイシルクと言うても、いろんなタイシルクがあるね。
ジムトンプソンのような鮮やかな綺麗系もあれば、ローシルクのようなざっくり感が素敵なものもありぃ〜の、妙にツルツルのもありぃ〜のですね。
ワシが好きなのは、やっぱりオールドタイシルクに見られるようなマットミーと呼ばれる絣織り(ikat)です。
イサーン地方で織られる独特な織物です。
サコンナコンはコットン(綿)の手紡ぎ糸と藍染めでマットミーを織ります。
イサーンでもコンケーンからスリンにかけての地域は絹糸の産地でもあり、スリンのマットミーは特に有名な絹織物です。
オールドは何故にオールドかというと、old(古い)だからですね。
古いものは使われてきたものですから、usedでもあります。
擦れて擦り切れちゃったり黒ずんじゃったりシミが付いていたり、ダメージが大きいものが多いのですが、それでもオールドがいいな〜と思う理由のひとつに、オールドの絹糸は手紡ぎで、マットミーも手織りだからかもしれません。
紡ぎムラや織りムラもあったりしますが、それがまたいい味わいを醸しだしています。
だから「傷があるじゃん」「シミがあるじゃん」「汚いじゃん」と仰る方にはオールドタイシルクはおすすめしません。
イサーンの絹織物の産地では、今でもマットミーは手織りをしています。
絹糸もムラの出る手紡ぎもあれば、均一にしなやかに機械で巻きとった糸もあれば、レーヨンやポリエステルの糸もあります。
時代のニーズに合わせて素材を選ぶのも、手織りを伝える彼らにとっては大切なことですね。
オールドじゃないタイシルクも年々お値段が上がっています。
手仕事の数が増えるほど高価になりますが、お値段の違いは手ざわり肌ざわりの違いにも表れます。
でも、高価なものばかりでは気後れしますね。
ワシはこれからもマットミーのタイシルクをご紹介していきたいと思います。
同じように見えるのに、お値段いろいろのタイシルクが並ぶかもしれません。
その時は、今日の記事を思い出してくださいね。
ワシは未だにPOPが苦手だから店内商品説明はざっくりしたもんですよ。^^;
ぼっさり店番してますから「ちょっとママなんで?」って、お気軽に声をかけておくんなましね〜♡
お外は寒いけど、@ganesha.店内はぬっくくしてお待ちしておりますよん♬
どうぞ足をお運びくださいませ。

さてと、ぼっさり店番しよっかの。
ほいじゃ、またね。
ごきげんよう。
(あー、たこ焼きたべたい。。。)