〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2015年7月28日火曜日

赤と青

こんにちは。ママ@ガネーシャです。
今日は風もあって、@ganesha.の窓から見える景色は、夏空に八ツ面山の緑濃く爽やかに見えるのですが、、、残念ながら愛知県は今日も35度を超えたようです。
夏バテしないようにどうぞご自愛くださいませ。

先週の「白と黒」に続き、今週は「赤と青」をご紹介します。
赤と青?
赤い石と青い石?
もちろん石もございますが、今日はオールド(アンティーク)のグラズビーズです。

赤いオールドビーズといえば・・・
ホワイトハートと瑪瑙
¥4,000

青いオールドビーズといえば・・・
カレン族オールドビーズ
¥3,800

コラボレーション
ホワイトハート&カレン族オールドビーズ
¥3,800

赤というより深紅と書きたくなるような渋い赤のホワイトハート。
赤色なのにホワイトハートとは、こやいかに?
それは、inside is white...ハート(中・芯)が白色だからなの。
なかなかロマンチックな名前でしょ?
外側が赤・内側が白色の二重構造になっています。
何故重ねるのか?
それは、内側に不透明な白色を重ねることによって、赤色がますます引き立つからと云われています。
グラスビーズの歴史は世界の繁栄の歴史でもあります。
ベネツィアングラスのホワイトハートは17世紀頃作られるようになったそうです。
それが大航海時代には、ポルトガル商人・オランダ商人によってアフリカへアメリカ大陸へ、イスラム商人の手によってシルクロードを経て西アジア・東南アジアへ伝えられました。
@ganesha,が使用するホワイトハートは、アジアに伝わったものです。
赤色もその色合いはさまざまで、きれいな発色のものもあれば、鈍い渋いのものあり、黒ずんだものもあり、それぞれに独特な味わいがあります。
どうして違うのか?
それは作られた産地にもよりますし、年代にもよりますし、作られてからの年数にもよります。
少数民族はホワイトハートを単なるオシャレな飾り物としていたというより、主に祭事儀礼や婚礼の装飾品にすることが多かったようです。
そのため、親から子へ 子から孫へ と代々子孫に大切に伝えられてきた背景があります。
赤色には、どの時代の人もどの地域の人も生命力と畏怖を感じたようです。
太陽の赤でもあり、火の赤でもあり、血の赤でもあり、人間が赤色に持つイメージは変わらないものなのかもしれませんね。

そしてカレン族のオールドブルービーズ。
カレン族のブルーの中には、もう少し明るい青色のものもありますが、これはなんともいえない深い深い青色、青というより紺色と表現した方がいいのかもしれません。
遠目に見るとラプスラズリのような深い青です。
でも、ラピスじゃないのグラスビーズなの。
だから光がス〜っと通り抜ける神秘的な青です。
昨年12月、入口屋さんのギャラリーで開催したアクセサリー展の時のご案内状の画像です。
聖なる夜のイメージでこのカレンブルーを使いました。
深い深い海の底のような、高い高い天空のような、涼しげでどこか柔らかいカレンブルーです。

ブレスレットに使っているシルバーはもちろんカレンシルバー。
そう、カレン族のシルバーです。
飽きることなく愛してやまないカレン族シルバー。(わたしのことね)
愛しのカレン族シルバーについては、またの機会にいたしましょうね。(´∀`*)

ブレスレットはネットショップには並んでいません。
@ganesha.店舗において販売中です。
すべて一点ものですので、お気になりましたらお早めにご来店(またはご連絡)くださいませ。
よろしくお願いいたします。

ドアが風でもっていかれて、隙間からびゅ〜と風音がするよ。
ほんとに今日は風がつよいのね。
明日はどんな一日かしら。
では、ごきげんよう。