〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年5月14日土曜日

まだまだやのぉ。。。

こんにちは。ママ@ガネーシャです。
家のカレンダー、今年もブッダの言葉。
熱い男シュウシュウもいいな〜と惹かれながらも、やっぱりこっちにしてしまう。
これはカレンダー部分も予定が書き込めて大きめシンプルなので、使いやすさもあって選んでしまうのかもしれない。
ほんまにカレンダーって
カレンダーが分かればいい。
どんなに有難い事が書いてあっても、ヘェ〜と見るばかりでしっかり読むこともないのにブッダの言葉…豚に真珠で猫に小判やで、、、面目ない。(汗)



5月の言葉は短くていい。
「自分こそ自分の頼りである」
小さく解説もあったりする。

有名過ぎて「知っとるし。わかっとるわ。」のお話だけど
本当に理解してはるの?と訊かれたら...
汚れまくりでごめんなさい。。。(>_<)

今日はそんな戒めの備忘録。 


そういえば先日、混み合う病院の待合で、声を荒げて理不尽に病院スタッフを罵倒するジジィに遭遇した。
市内の大きい総合病院の2階の総合待合は、いろんな科の患者さんが中待合に呼ばれる順番を待つところ。
混み合う時刻は、待ってはる患者さんも老若男女多いわけですよ。
産婦人科もあるのでお腹の大きな妊婦さんもいたりするし、みんな患者さんなんだから、みなさんどこそこ痛かったり具合悪かったりするわけですよ。
それでも順番だでね、とお利口さんで静かに待つわけですよ。
そのジィさんは車いすでやって来た。
嫁さんと思われるバァさんが車いすを押してはる。
最初、ジィさんはバァさんに文句言ってたようで「順番だから。もうすぐ呼ばれるから。」と宥めても拉致があかず。。。
仕方なしにバァさんは病院スタッフ(看護婦さん)を呼びに行った。
最初はたぶん今日の苦情当番らしきスタッフさんが来た。
ジィさんはどんどん大声になって、自分の孫くらいのスタッフを罵倒する。
罵倒されたスタッフは上司の年配スタッフを連れてきた。
ジィさんはますます大声で、自分の娘くらいのスタッフ相手に言いたいこと言い放つ。
理不尽な罵倒でしかない。
「うるさいジジィ!何がそんなに怒れるのか知らんけど、おまえだけが病人じゃねぇーぞっ!!」って、周りの患者さんは、きっとみんなそんな気持ちだったと思う。
もうやめてぇ〜〜〜〜(ノД`)
ワシは人が怒ってたり怒られてたりするのを見るのも聞くのも本当に嫌だ。
まるで自分が叱られてるような気分になって悲しくなるし、自分が人前で怒りを表してしまったくらいに恥ずかしくて仕方なくなる。
だからお願い、ジィさん、もうやめてぇ〜〜〜〜(ノД`)
病院側はこれ以上周りの人の迷惑にならんようにジィさんを中に入れた。
それはそれで賢明な判断だとは思うけど、ジィさん、それって禁じ手の忍法ワガママの術じゃね?
老い先短いジジィにもなって、何でそんな事やっちゃうかなぁ〜まったくもって老害だわ〜~_~;
そんな思いで過ごしていたけど、心の成長って高齢になってから露呈してしまうのかもしれんと思った。

最近は、公共の場所や公共に近いサービスの場所で、大声で怒鳴る老人が増えているという。
役所とか銀行とか病院とか電車やバスとかね。
「そんなん怒っちゃえばいいんだよ。」っ大声で喚き散らすらしい。
「老人だから優遇しろ」というのとは違うワガママでしかない。
ワシは車の運転をしているが、つくづく老人のマナーの悪さにがっかりする。
ウィンカーを出さずにヒョロヒョロ〜と寄って無理やりやり込む高齢者ドライバー、
あと3m先に横断歩道があるのに自分都合でどこでも横断する老人、
そういう人たちが孫連れだったりすると世も末か...と憂うわね。
我慢できない若輩者を否して諭すのが老人ちゃうか?と思っていたが、最近はそれは大間違いだと気づく出来事ばかりに遭遇する。
老人モンスターの老害ってホントにあるんだなぁ〜と度々にびっくりする。

そしてこれは老害じゃないかもしれないど、先日、空港へ父ちゃんを送っていく道すがら、めずらしく喫茶店に入った。
珈琲飲んでたらワシの後ろの席の声が大きくて会話が耳に入ってくる。
何か言うたびに父ちゃんが目を丸くして「ワシにちょっと見てみ〜(@@)」のサインを送るのでチラッと振り返ってビックリしたわぁ〜!(@_@)
ジィさん二人が恋バナだし。。。
ひとりのジィさんが、わりとグイグイいきたいようでアプローチの方法と頻度を相談してる。
しかし相談されたジィさんは、デートくらいの関係にしておけとか、ひとりに絞らず彼女を増やせとか、なかなか手慣れたアドバイスをしている。
しかも大きい声でな。。。
老人だから恋愛するなとは言わんけど、大きい声で喫茶店でって・・・自慢か?と思ったがや。(~_~;)
しかし内容が中高生レベルだ。
「オレさぁ、◯組のA子が好きなんだけどぉ、ちょっと告ったらイイ感じじゃんね。このまま真剣に付き合っちゃおうかな〜LINEとかぁしょっちゅうしとるじゃんね〜デートの時もラブラブだしぃ〜」
「えぇ〜マジでぇ。。。でも△組のB子もよくね?ってかさぁツレの学校の女子と合コンあるけどどう?やっぱ彼女ひとりだけってヤバくね?ってかウザくね?」
こんな感じの会話を80くらいの老人が老人語でしてる。
三角関係で刃傷沙汰にならないことを祈ったわ。。。(~_~;)

有難い言葉なのに、下世話な考察で申し訳ない。

長生きすると素敵なことがあるのでせうか?
きっとあると思います。
恋バナ以外にもきっとあると思います。

やっぱり心の成長度って、高齢になるほど露呈しちゃうのかもしれません。

今のワシは現状で満足などしてはいないが、別に心が成長したいとか、成長しなくちゃいけない、という希望も義務感も特に無い。
そこそこ大人だもんね、って自分を買いかぶっているのかもしれない。
大人だからもう成長ストップと思ってるのかもしれない。
体と心の成長は別物だというのは子どもを育てている時につくづく実感したが、それは絶賛成長中の子どものことであって、ある程度大人になったら成長はストップするって、それは肉体だけってことなのね。
心は成長し続けるって、だけどストップかけたら成長せんわな。。。
心の成長、それが無いのが人間社会には駄目なのかもしれん…
他人に迷惑かけん為にも生きとる限り成長していかんと駄目ってことかもしれん。
そうか、こういう時に使うのか...「修行だでね」「だからよぉ〜」
成長するために頑張るんじゃなくて、「それが普通のことだから普通にやってるing形ですが、なにか?」くらいの天然になれたらいいわぁ〜と願うワシはまだまだやのぉ。。。^^;

ブッダの言葉「自分こそ自分の頼りである」
老害の種にならんように、こっちの角度からも備忘録やな。_φ(・_・
ごきげんよう。