〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年9月25日日曜日

オマージュというよりインスパイア〜黄金のアフガニスタン

こんにちは。ガネーシャです。
今日2本目の投稿になりますがよろしくお願いします。

さてさて、昨日は雨の土曜日でした。
雨の日は製作日和、、、雨音を聞きながらの作業はいとをかし。
昨日の一押しヒットを店頭にて販売することにしましたよ。


ネックレスとブレスレット

小っちゃいターコイズビーズと真鍮ビーズ。
「それだけじゃね〜もうちょっとね〜」、、、ならば赤色をプラスしてみました。


ネックレス

ネックレスのトップには、やさしい色みのチベタンコーラルを三つ。
チベタンコーラルはもちろんオールド&アンティーク。
年月を重ねた風合いが色艶ににじみ出て素敵です。


ブレスレットなら3重で!^m^

ブレスレットの赤には小さいホワイトハートをアクセントにしてみました。
3重に手首に巻くとブレスレットですが、もちろんネックレスにしても素敵です。

両方重ねてみると・・・こんな感じ

ブレスレットをネックレスにしてみたよ。

今回は銀(カレンシルバー)を使っていません。
少数民族シルバーの銀の鈍い光も捨てがたいですが、真鍮ビーズの鈍い金色を合わせました。
石もビーズも小さめのパーツをひとつひとつ繋げました。
黄金のアフガニスタン展からのオマージュというより、アジアの素敵なアンティークビーズからのインスパイア。
ペルシャ、イラン、アフガニスタン、、、遠い国の遠い時代に思いを馳せて...。

店頭にて絶賛販売中です。
どんな服装にもきっとしっくりお似合いになりますよ!(*^^)v
どうぞ遊びにきてくださいね〜♡


ターコイズというのはトルコ石のこと。
ターコイズ(turquoise)は英語で、フランス語のpierre turquoise(トルコの石)からきているそうです。
でも、トルコではターコイズの産出はないのですよ。
ほいじゃなんでトルコ石?
産地として有名なのはイランです。

初めてこの青い石を見たヨーロッパの人は「どこの石?」と聞いたんでしょうね、きっと。
「あぁ、それはトルコの石。」って答えたんでしょうね、きっと。
正確に「トルコの方からヨーロッパに渡った石」と答えたのかもしれないけれど、
「あぁ、トルコの石ね。」と広まったんでしょうね、きっと。

ヨーロッパにターコイズが広まったのは十字軍の頃だそうです。
その頃、イランはペルシャと呼ばれ、トルコはセルジューク朝。
西アジアには数々のイスラム王朝があり、北インドにもイスラムの勢いが広まる頃です。
十字軍はカトリック教会が聖地エルサレムをイスラム教から奪還するために派遣した遠征軍です。
11世紀の頃、日本は平安時代中〜後期、中国では唐が滅び北宋の時代へ、朝鮮半島は高麗、ベトナムは李朝、カンボジアはクメール朝、タイはハリプンチャイ王国があった頃。

今は21世紀、まだまだ宗教と権力の争いは消えず、地球の居心地もあまりよろしくない。
それでも、わたしたちは生きている。
そして、生きていく。
世界が平和でありますように。
心の底からラブ&ピース♡ごきげんよう。^m^

わたしのおまもり
ハリプンチャイのアンティーク