〜アジアの風にのって 素朴なぬくもり おとどけします〜

2016年9月6日火曜日

1匹目の猿、100匹目の猿

こんにちは。ガネーシャです。
台風の影響でしょうか、今週はあまりお天気がよろしくないようです。
晴れて曇って雨降って、、、全部の気象が一日で起こりそうなそんな空模様の火曜日です。

マイカー通勤の車内で聞くのはいつもFMラジオ。
朝は地元のzip FM、帰りはだいたいNHK FM。
日曜日に家へ帰る時に聞いた「百匹目の猿現象」がずっと引っかかっている。
番組名は「ソング・アプローチ」たぶんね。
車内で聞いたのはザ・コレクターズの「99匹目の猿」を流す前フリのトークと曲。
「百匹目の猿現象」から加藤氏はこの曲を書いたそうね。

ところで「百匹目の猿現象」ってご存知?
wikiはこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%8C%B9%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%8C%BF%E7%8F%BE%E8%B1%A1

要約すると、
ある日、1匹の猿がエサのイモを洗ったんだって。
仲間は「変なの〜」と思って見てたけど、
そのうち、一匹、また一匹と、イモを洗い出す猿が出てきたんだって。
99匹の猿たちが洗うようになって、
そして100匹目の猿が洗うようになったら、
それは当たり前のごとく広まって、
今ではみんな洗うようになりましたとさ。
チャンチャン♪
というまことしやかな都市伝説的な創作ですって。

で、コレは猿だけど、ホントは人間の行動心理にガチはまりじゃないの?ってお話で、そこから加藤氏は作詞したらしい。
例えば、
ビートルズだって最初は「え?何なの?」って思われてたけど、ファンが広がると世界に受け入れられるスーパースターになったじゃん!とか、
ダメージジーンズを最初に穿いた人は「ボロボロやん?」て言われたけど、みんなが真似したらクールなファッションとして支持されたじゃん!とか、
「最初は受け入れられず批判されても、そのうち時代が付いてくるかもしれないからガンバレ!」の意を込めて作詞したそうだ。
歌詞はこちら。
http://www.uta-net.com/song/140443/
(動画もクリックできます。親しみやすい曲調ですね。)

で、ここまでが今日のブログの前フリです。(長っ)


ほいじゃ、わたしは何匹目の猿だろう?

大それたことはしてないけれど、
小さく日常思うことや行動は、
どっちかいうたら、99匹以内の方じゃないかと思う。
99でも、後半じゃなくてもっと前半の番号だと思う。
100匹目以降の猿になって何がイイのか分からずも「イイよねぇ〜」と言うこともないだろう。
もし10,000匹目であっても「何がイイんだろう?どうしてイイんだろう?」と知りたがりで試してみると思う。
もっと違うやり方はないだろうか?
もっとイイものはないだろうか?
と探して、何らかの99匹以内の方で試行錯誤すると思う。

この時代、なんでも繋がって広める方が賢こいやり方だと言われている。
百匹目の猿になってトップを目指すのがどのビジネスでも憧れのようだ。
ニューエイジ系なら「思いが世界を変えるー幸せの連鎖」と言うだろう。
人それぞれ、猿もそれぞれ。
どれでもいい。
何匹目の猿であっても本質を知る猿でありたいと思う。
サル山に群れることはないけれど、
ましてやトップのボス猿になることもないけれど、
一匹よりは思いを分かち合える仲間がある方がいいと思う。
良さを共有できる仲間が増えるのはイイコトだと思う。
ただ残念なのは、人間は数が増えるほど本質から外れた方に群がる傾向がある。
そんな時は軌道修正できる賢さと初心に帰る強さがあればいい。

わたしは100匹目以降のくせに99匹以内に憧れるバカな猿なのかもしれない。
賢さと強さに憧れるバカな猿なんだろうね。
「百匹目の猿現象」に置き換えたら、とんでもなく愚かな自分が見えてきた。
みなさんは何匹目のどんな猿?
何匹目のどんな猿でも、わたしはわたし、あなたはあなた。
この時代を生き抜く仲間であることに変わりはない。
バカ猿ですが、どうそよろしくお願いします。(_ _;)

1コ前の猿手から、今日も猿ネタでしたね。
そういえば、今年は申年やん。
ほほほ、ごきげんよう。

秋の訪れ〜茶臼山高原のススキ